職人の情熱から生まれた進化

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 04

June.

2018.

皆さん、こんにちは。G.B.Gafas KYOTOの岡田です。

水面下で動いていたスペシャルオーダー。

JULIUS TART OPTICAL『AR』 LIMITED MODELがいよいよ発売となりました。

この企画は、ジュリアス・タート・オプティカルという歴史と物づくりに対して並々ならぬこだわりを持ったブランドに別注品をお願いする事はできないだろうか?というシンプルな依頼に、せっかくやるのではあればと、製作サイドの担当者さんや職人さんが、自身の想いを重ねてくれた事によって可能になったのです。結果、残された図面とヴィンテージフレームを一から見直し、当時の製法を推測。製法上のクセまでが見事に反映された一本です。

 

今回は、リミテッドモデルの製作現場をご紹介したいと思います。

 

 

 

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ナライと呼ばれている機械です。

50年前に製造されたもので、壊れると修理が非常に大変で、貴重な一台となっています。

まず、基本となる型をつくり、それにならって前枠の内側(1)と外側(2)を削っていきます。

一見、簡単に見えますが、高速で回転する刃を一定の速度で生地にあて、削るのは経験のいる作業なのです。

現在は、PCで制御された旋盤を使う事が多いそうです。これで、ひとまず前枠のカットは終了(3)です。

 

 

 

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テンプル(腕部分)のカットです。

この機械も相当古い。

壊れていたものを他の機械のパーツ取りで再生させたそうです。

さらに手を加えて精度と速度がアップしています。

 

 

 

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テンプルの中に金属芯を入れます。

シューティングと呼ばれている作業工程です。

本来、この作業はシューティング専門の業者が行なうため、他社に送るのですが、自社一貫生産のこちらでは、普通に行なわれています。

ヒーターでセルのテンプルを温め、芯材を突き刺す。

これも簡単そうですが、タイマーが付いていないため、温め時間は長年のカン頼り。

テンプルの中心に芯材を打ち込めるようにセッティングするのも経験を積まなければできないそうです。

 

 

 

 

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ガラ入れと呼ばれる研磨作業です。

ドラム型の機械に枠を入れ、研磨が行なわれます。

四台の機械を使い、四行程で磨かれるそうです。

ちなみに画像のガラ入れ機は、特注品だそうです。

 

 

 

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本来は、丁番を入れてからテンプルの余分な部分をカットするのですが、ヴィンテージのフレームを見直した結果、カット後に丁番を入れるという逆の作業工程を行なっています。

これも当時のフレームが持っていた雰囲気を出すのに大切な要素なのです。

 

 

 

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その後、前枠とテンプルに角度をつけ(10)、丁番を取り付け(11)、手作業でさらに磨きをかけて(12)、リミテッドモデルの完成です。

 

 

手作業の多い一貫生産を行なえる技術者の皆さんと出会えたからこそ、可能になったJULIUS TART OPTICAL『AR』 LIMITED MODEL。進化したクラッシック。

ぜひ、店頭でご覧下さい。

 

 

<G.B.Gafas KYOTO店長 岡田>

 

 

 

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