SABAEにて

 | CATEGORY:  BLOG

 22

June.

2017.

こんにちは。G.B.GafasKYOTOの岡田です。

先日、私は福井県鯖江市に滞在しておりました。

目的はオリジナルフレームの打ち合わせと、製作にあたり難題に取り組んでもらっている工場さんを表敬訪問するためです。

ちなみにメンバーは私(岡田)とG.B.Gafasの企画全般を担当している佐藤です。

 

1

 

聖地 鯖江に降り立つと身が引き締まります。そんな私達がまず向かったのは、

 

2

 

ソースカツ丼を食べに…でした。まずは腹ごしらえ、これらから長丁場になりますからね。

 

3

 

いよいよ、当社オリジナル「FISH&CHIPS」、「Trip」の製作現場へ。

最初に迎えて下さったのは、営業担当の樋田さんと若泉さん。この工場を熟知している方々です。

 

4

 

心臓部とも言うべき、プロト(試作)製作室です。

 

5

 

図面を基に手作業でフレームを製作していきます。

 

6

 

YELLOWS PLUSのプロトも置いてありますね。

 

7

 

これは冶具(ジグ)と呼ばれモノで、金属フレームを固定するために作られます。

 

8

 

これは、型(カタ)です。型を使って部品を一つ一つ作っていきます。

何百トンというプレス機で打ち抜くため、型は非常に硬い金属で出来ています。

そこに精密な形状の描くのは至難の技と言えるでしょう。

 

9

 

完成したフレームは前枠、テンプル(アーム部分)に分けて機械で磨かれ、

 

10

 

チェックを経ます。

 

11

 

そして、今度は手磨きに移ります。素地をここまで入念に磨く事が、とても重要なのだそうです。

メッキを付けた時の耐久力が全然違うんですね。

 

12

 

磨きが終わると熟練の職人さんが、大まかなバランス調整、そして、再びチェック。

 

13

 

外部でメッキ処理をして戻ってきたフレームを検品し、バランスを整えると完成します。

この工場さんは、最後の調整が美しい事も特徴です。美意識の高さを感じますね。

 

これらは、作業工程のほんの一部です。全体を通して見ると検品作業の多さに驚きます。

小ロットの工場ゆえ手作業が多いのですが、それを最高水準に保つための絶え間ない努力がなされているのです。

 

最後は場所を移して、カラー七宝(厚みのある樹脂で部分的に色付けをする技法。FISH&CHIPSにも使用しています。)を手掛ける職人さんのもとへ。

 

14

 

温めて枠に注射器で樹脂を塗り、

 

15

 

細い器具で仕上げをします。手早く行われるので簡単に見えますが、集中力を必要とする高難度の技です。

鯖江でも、この作業をできるのは3人位しかいないとか。

 

16

 

最後はYELLOWS PLUSのデザイナー山岸さんのアトリエで、次回オリジナルの打ち合わせ。

これまでのクラシックスタイルとは一風違ったモノになります。乞うご期待!!

 

 

<G.B.Gafas KYOTO店長 岡田>

 

最新情報はこちらから!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

G.B.Gafas Facebook 

instagram

G.B.Gafas SHIBUYA

G.B.Gafas KYOTO

G.B.Gafas OSAKA umeda

G.B.Gafas OSAKA horie