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MYKITAの構造

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August.

2017.

こんにちは。decora KOBEの小林です。

 

前回の私のブログでは、もうすぐ梅雨明け云々、、と言っていたのにお盆も過ぎ、もう夏の終わりが来ようとしています。

先週休みを利用して山のコテージでBBQを楽しんで来たのですが、山ではヒグラシやツクツクボウシの涼しげな鳴き声が聞こえ、秋の気配が間近に感じられました。季節の移ろいは早いものですね。

 

 

先週の漆畑ブログでお伝えしました秋のイベント第一弾「MYKITA SPECIAL EXHIBITION」が間もなく東京店よりスタートします。神戸店では9/22より開催しますのでもうしばらくお待ちください。

神戸店では毎年開催している人気のイベントで、ご愛用のお客様も多いブランドですが、今回は通常のコレクションに加えコラボレーションズなど普段ご覧いただけないサンプルもご用意しておりますのでお楽しみに。

 

 

ご存知の方も多いかと思いますが、MYKITAといえばステンレスシートメタルによるネジを一切使用しない特殊な構造で作られています。今回はその構造にスポットをあててみたいと思います。

 

 

 

まずはブランドの代名詞とも言えるスクリューレスヒンジ。

 

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平面的なステンレスシートを立体的なうずまき状に成型し、立体的に組み合わせることで、様々な角度に調整も可能な構造になっています。初めて触られた方は、その独特の開閉感にびっくりされますが、これがなかなか癖になる感触なのです。

 

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開閉が緩くなって来た場合は、MYKITA専用の工具で調整も可能です。

 

 

 

 

 

続いて直接耳に当たるモダン部分。

 

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以前までのコレクションでは、シリコン製のカバーが装着されていましたが、春のコレクションから多くのモデルでプラスチックのモダンが採用されたことにより、ステンレスの柔軟性に加えて、掛け心地の安定感も増しました。

 

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こちらもMYKITA特製の曲げ工具によってお客様一人一人に合わせたフィッティングか可能になっています。(ただのスプレーボトルみたいな見た目ですが、これがなかなかの優れもの。MYKITAは調整工具まで自社で専用にデザインされています。)

 

 

 

 

 

最後にレンズを保持するリムの構造。

 

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こちらはレンズに凹状の溝を掘り、そこにフレームがはめ込まれています。このレンズの溝の深さや幅、レンズカーブなどがMYKITAのメガネを仕上げる上で重要なところです。

モデルやお客様の度数などによっても適正な深さやサイズなどが変わるため、我々の腕の見せ所です。オートマチックな加工や外注でレンズを仕上げいてる量販店などでは最適な仕上がりは望めません。

 

 

MYKITAのデザイン性は業界でも定評がありますが、ドイツ製品ならではの工業製品的な魅力もあり、またその双方が孤立しておらず美とテクノロジーが見事に融合されているコレクションとなっています。

 

 

私自身も大好きなブランドの一つで何本も所持しているのですが、今回のイベントでもまた良い一本が見つかってしましそうな予感がします。東京店は9/9(日)より、神戸店は9/22(金)よりスタート。もう間も無くです。皆様も楽しみにお待ちください。

 

 

 

(decora KOBE 小林)

 

 

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