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クルトさんに10の質問

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 09

October.

2015.

こんにちは、デコラの漆畑です。

 

10/17、10/18のテオスペシャルイベントまであと少しです。

 

テオスペシャルイベントの準主役であるクルトさんのことを皆様に知っていただくために、私がクルトさんへ10の質問を投げかけました。とても興味深い返答をいただきましたので、イベント前の予備知識として、また初見の方に少しでもテオに関心を持って頂ければ幸いです。

 

 

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クルトさんは多年日本に住み、テオのエージェントとして日本でテオを広め、近年故郷ベルギーに戻ってベルギーから日々私たちをサポートしてくれています。柔軟な感性、信念のある仕事ぶり、ブランドへの愛情、私がリスペクトする業界人の一人でもあります。

 

以下、クルトさんへの10の一問一答をごらんください。

 

 

 

1.クルトさんはテオに携わって何年になりますか?

 

1997年からなので18年になります。

 

 

 

2.なぜテオに興味を持ったのですか?

 

正直に言えば、特に眼鏡に興味があったというわけではありません。

面白いプロダクトを作る面白い会社という意味でテオという会社に興味を持ちました。

 

キーワードを挙げると、

 

☆個性的なプロダクト

☆面白い発想

☆若い会社、スタートアップ企業

☆アート思考、クリエイティブ

☆ノーバウンダリー(限定がない)な社風

☆国際的

 

商品を売るということより、商品の力で全世界の人間を繋げることに魅力を感じました。とてもオープンで、フリーダムな会社です。自由でいることが重要な私にとってとても大切な価値です。

 

また、ベルギーの会社を日本で代表できるチャンスでもありました。

私に関わる互いの世界を繋げられます。

そして眼鏡の販売はとても人間的な仕事です。

 

当時私は眼鏡のことを全く知らない素人で、エージェントのビジネスもやったことがないのに、テオ社が私とともに日本のジャイアントマーケットを開拓していく決断をしたことに、非常に大きな信頼を感じました。そのチャンスをもらえたことが忘れられません。

 

 

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3.日本のエンドユーザーにどのような印象を持っていますか?

 

“エンドユーザー”と言われると幅が広いので難しいですね。

年齢によっても変わりますし、コンセプトショップのエンドユーザーと量販店のエンドユーザーではまったく違いますから。

 

ただ眼鏡をファションとして捉える傾向は、最近の10年間でとてもよくなったと思います。選択肢も広くなりましたし、眼鏡で自分の個性を表すことに関して抵抗が少しずつなくなっています。とくに若い人は眼鏡をポジティブに取り入れています。これはとてもいい傾向ですね。

 

そんな中、今の若者トレンドはやはりビンテージスタイルです。

 

とは言ってもテオは自らのアイデンティティーに裏切りができませんし、テオらしいモダンでアーティスティックなスタイルを続けています。

 

テオはテオ。ブランド自体が1つのトレンドだと思っています。

テオからインスピレーションを受けたデザインやコピー商品の存在がそれを証明しています。

 

眼鏡に対するポジティブな姿勢や、選択肢の広がりによって、テオをもっと“普通”の眼鏡として見ていただけるようになるといいですね。

それはエンドユーザーの方々がどうこうというより、眼鏡店の人たちのスキルアップ(マインドの変化?)が絡む大きなチャレンジだと思っています。

 

答えになってないかも(笑)

 

 

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4.日本人について不思議に思うことは?
休みを取らないこと。

昼と夜では別人のようですね。昼のフォーマルな時間はロボットみたいなのに対して夜のリラックスタイムではとても人間的です。このギャップは不思議(笑)

そしてハグとかキスといったスキンシップがない!

 

 

 

5.日本のカルチャーで共感することは?

 

人を敬い、治安を守ること。

お互いに迷惑をかけないよう努力すること。

 

礼儀作法(自分で守らないことも多いのに魅力的にみえる)。

↑これは矛盾? (笑)

 

昔の歴史の豊かさ!!アート、建築、職人の技術、料理などハイセンス!

 

 

 

6. テオが日本の眼鏡ユーザーに新しい価値をもたらすとしたら、それはどのようなことだと思いますか?

 

3時間もらえますか。。?(笑)

 

日本のエンドユーザーには、

 

☆精神的にもっと自由になって欲しいです。

☆自分の個性を出してもらいたいです。

☆自分のパーソナリティーを世界とシェアしてほしいです。

☆自信を持って、楽しい、おしゃれ、面白いメガネをかけてほしいです。

 

ちょっと自慢のようですがテオが日本に知られるようになって眼鏡業界と日本の社会に色々な変化が生まれました。大きい川の中で小さい石の位置を動かして流れを変えたのです。眼鏡はある意味ではトータルファションで1番大切なアイテムと言えます。顔の中心にあり、人と話すときはいつも目の前にあるものだから。眼鏡はツールです!ビジネスツール、誘うツール。メークです。ネクタイと同じです。

 

テオの眼鏡はその人の人生を変えることもあります。ある人にとっては幸せを与える眼鏡になるでしょう。

 

 

 

7.テオコレクションの中で一番のお気に入りを1つだけ挙げるとしたらどのモデル?またその理由は?

EYEWITNESSシリーズ。左右非対称デザインは個性的でアートでありながら顔にのせても違和感がありません。

フート(※パトリック・フート=テオのメインデザイナーで創業メンバーの1人。)デザインチームの天才的なセンスが発揮されているシリーズです。

 

 

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eyewitnessシリーズ

 

 

 

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パトリック・フート

 

 

 

8.眼鏡選びで大切なことは何だと思いますか?

 

難しい質問です。

gut feeling… 直感?

 

自分の肉体的な表情にあうように(バランス、リムに対して目の位置など)、そして自分の精神的なエネルギーに合うように。洋服と一緒ですね。

掛けた瞬間、目がきれいに映ったらOKです。

 

 

 

9.今季のテオ新作のコンセプトを教えてください。

 

それは秘密。私にも展示会直前まで知らされないのです!

それはわざと。好奇心を起こすために!

 

 

 

10.イベントの前にデコラのテオファンへのメッセージをお願いします。

 

感謝の気持ちを伝えたいです。

デコラに対しての信頼、弊社のブランドに対しての興味に感謝致します。

ファンがいないとテオも成長できません。ファンのお陰でここまで来られたし、これからも楽しい眼鏡を作るためのエネルギーを頂きます。デコライベントで皆様に会えるのを楽しみにしています!

 

Thank you so much!!

 

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(decoraTOKYO 漆畑)

 

 

 

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